2351-ASJ 『RNCDDS進捗状況』

12/28問合せ内容更新

 

 

青字:IRからの解答

紫字:ソースのあるデータ

桃字:根拠が不明なネット情報

赤字:めめの解釈・印象

 

5月 プレリリース

 

海外を含む高負荷クラウドサービスを提供す る大手企業と連携を図って提供を行っていくことを目指してまいります。

 

 

7月10日  

 

IEEE ICEM2017にて論文発表・国際特許出願

 

 

7月下旬・IR解答・

 

RNCDDSの運用は社内の一部では既に行っている。

海外との商談は既に行っている。(5月のプレリリース時点から既に商談はしていると解答を得ている方もいました)

 

ASUSAの西田はASUSAに入社し、既に10年経過しており。

信頼関係を構築しているものと考えております。また、RNCDDSの権利はASJに帰属します。

RNCDDSの研究期間につきましては基礎研究も含めると正確な期間をお話するのが難しいため、ご回答を控えさせて頂きます。

↑西田さんがオレゴン州立大の博士課程行った9年前より以前から会社としてサポートしていたようです。 

 

 

8月初旬・IR解答・

 

決算短信の業績予想につきましては、既存事業をベースとしたものになります。RNCDDSに関する業績への影響は現時点で加味しておらず、修正を要すると判断した際には、修正を行う方針です。 

 

 

8月下旬

 

rncddsのデモ動画(http://rnc01.asusa.net/)にあった英文にて「現在構築中のバージョン」みたいな事が書かれていたのが消えて(英文忘れた…汗)

 

ソースコードに「there's got to be a better way than adding/removing event handlers but I gotta put kids to bed...」の記載が書かれる。

 

 

9月・IR解答・

 

Q、プレリリースについて、なぜ自社でサービスを提供するのではなく、大手企業と連携を図って提供する、と書いたのか?

A、当然、自社での提供も行っていくが、RNCDDSは大規模なサーバーを運営する企業ほど恩恵が大きいので、自社での使用は宝の持ち腐れと考えている。そのため大手企業と連携を図ると書かせていただいた。

 

 

10月中旬・IR解答・

 

Q,シリコンバレーにて開催のCloudEXPO2017について、RNCDDSはサーバーの中身の技術であり、パネルなどで展示をしたところで実際に試してみないと契約に至りづらいものだと思うが、どのような出展をするのか?

また、事前に試運用などを行ってEXPOにて契約を結ぶような事があるのか?

おっしゃる通り、RNCDDSは現地でデモなどを見せてもあまり意味のないものであることは間違いありません。

サーバーの中身の事でありますので、その場で見せるという事は難しい。

また、現地で初めていらっしゃった方とその場で具体的な交渉をするかといいますと。

やはり、秘密保持契約を結んでからでないと、具体的な中身についてお話することは出来ない。

では、事前に試験運用などを行ってEXPで契約をするかといいますと。

そういった事は、EXPで無くても出来るのではないでしょうか。

EXPOでは、新たに興味のある方との接点を持たせていただき会社の事を知っていただく場と考えております。

 

Q,なるほど、逆に言えばEXPOに関わらず、機密保持契約を結んでの試験運用といったことは随時行っているという事でしょうか?

はい、試験運用といってもやはり重要な機密を交換しますので、どのような交渉も機密保持契約(NDA)を締結してからでなければ行いません。また、それぞれの個別の進捗具合といったことにつきましてインサイダー情報となりますのでお答えすることはできません。

 

Q,ちなみに、今現在のところ、RNの進み具合というのは会社が当初想定していたペースで順調に進んでおられますか?

会社としましては、マイルストーンといったものは持っておりますが、そういった物を数字として出す場合には、その実現時期などについて投資家さまによって様々な解釈がなされますので…

 

Q,いえ、そういった、表に出すものではなく。会社の中で、当初こういったペースで進めていけたら、と考えていたプランで今現在順調に進んでおられるでしょうか。たとえば、思わぬ課題で解決に手間取ったりなどございませんか?

はい、そういった問題はございません。

 

Q,決算においてRNCDDSの開発費はどの科目に計上されていますか

RNの開発費は、製造原価と販管費に計上されています。

ソフトウェア仮勘定につきましては、確かにそういった意味合いのあるものですが。

何分、ソフトウェア仮勘定という項目自体が、まだ減価償却を行わない、これから供用を開始する未来のものを含む勘定ですので、その中身がRNCDDS関連であるかも含めてどのようなアプリケーションであるかをお話することはインサイダー情報になりますので難しい。

 

 

10月31日

 

EXPOに参加予定でブース代等支払い済みだったが、急遽出展を取りやめた件。

 

・IR解答・

今後のRNの展開をふまえて出展することによるメリットと、出展しないことにメリットを考えた結果、出展しないという選択をしたということでございます。

これは現場の営業の急な判断であり、IRの方では把握できておりませんでした。

 

Q,事前にWebを見て、当日会場に来る人がいる可能性を考えれば、出展を取りやめることは機会損失でしか無いように感じるが?出展しない事によるメリットがあるのですか?

単純に売り上げという観点で言えばおっしゃる通りです。

お答えできない部分があるのが歯がゆいですが、今後の展開を考えたときに出展するメリットよりも出展しない方がメリットがあるということです。

 

Q、そのように説明していただいても、株主の中には開発が順調でないために出展できなかったのではないかという憶測も膨らみかねないと思うのですが、そういった事では無いわけですね?

そういった事ではございません。

以前にもお話しましたように、開発に大きな問題は発生しておりませんし、RNCDDSの市場での優位性も変わりないものと認識しています。

また、ブースの出展自体は行いませんでしたが、事前の交流においてRNの紹介をさせていただいたり、Webへの掲載を見て問合せていただいた企業には営業部隊を派遣するなどしており、EXPOでの営業活動は一定の効果はあったと考えております。

 

 

11月下旬・IR解答(情報提供:がんもさん)

 

Q,RNCDDSの実証実験の進捗状況について教えてください。

RNCDDSの実証実験については、前回の論文発表の際にはすでに完了済みです

RNCDDSの実証実験が終わっているからといって、その技術を利用する相手先との技術的なブラッシュアップが必要です。

相手先とのブラッシュアップをするということは、営業面の進捗がある程度進んでいる必要があるのですが、この件に関しては、営業的に話があるかどうかについてもインサイダー情報になるので言えません。

 

 

 

12月下旬・IR解答(情報提供:Jさん)

 

①営業・認知を高める活動が見られない点について

RNCDDSのドメイン取得からHPの作成、専門誌やサイトへの掲載という活動もなく、expoも吹っ飛ばして、新たな提携先を得る機会を自ら逸してるのでは?

人員や組織体制に問題があるのか?既に十分な引き合いを受けている事でそちらへの対応を優先しているのか?

 「十分な」引き合いかという点については、個々人の主観で差異がある為、回答は差し控えさせていただく。

人員や広告等は、常に費用対効果のバランスを考慮して対応しており、現状問題は生じていない。

ドメイン取得は.comが取られている事を確認して、保護の目的で取得した。こちらも維持コストを考えた上、gTLDを全て抑える事はしなかった。

株主様からお預かりしている資金を無駄にするような事はしない。

 

expo出展にも経費がかかりながら飛ばしているが、それでも無駄にしてないと言えるのか?

 →はい、詳細はノーコメントとさせて頂きますが。数年後に、あの時ああしといても良かったと思う事はあるかもしれませんがw

補足として、今後expoのような形態のものに出展する事がないと言い切っている訳ではありません。常にその時の費用対効果で判断して参ります。

 

もっと粘って色々言ってみましたが、全くブレず。

 

②フィスコレポ(8月取材)と四季報(11月取材)で随分と温度差があるが、ASJ側でその間にマイルストーンから外れるような事があり、取材応対に温度差が出たという事はないか?

共に私が取材応対しましたが、その間に会社のマイルストーンから外れて提供情報が変わったなどという事はありません。どちらも中立な視点で評価頂き、特に四季報については文字枠が少なく、また特性として今のビジネスに限った話であったという事です。

(でも迫力不足は不満ですよね?→…ええ、まぁ

 

フィスコレポートはこちらの依頼で作成したもので、英語版は、海外の機関投資家様に向けたIR活動の一環となりますが、記載されている「RNCDDSで業容の激変」等の内容については、こちらが要望した訳ではなく、あくまでフィスコ側の中立な視点で評価頂いたものです。

 

③契約締結の際のIRについて

RNCDDS契約で直ぐにIRを出すか?契約自体のIRか業績修正どちらか?上方の場合は判明した時点で直ぐにと考えているが?

売上・利益の修正報告義務にあたる変動が生じた時点で報告致します。今期なのか来期なのか変動数値を算出し次第、速やかに提出致します。

提携先を公表するかと言えばそうとは限らない。例えばアイテックス のサービスでも、○○社で採用実績=宣伝として公表したい企業名があるけど、相手のセキュリティレベルの担保の為に公表できない事例の方が多い。

 

 

 

 

12月28日・IR問合せ(めめ本人)

 

過去に2005年、2010年などにも急激な高騰の後に株価が低迷するような動きがあるが、そのキッカケになるようなIR・プレリリースが見当たらない。どういった経緯で急騰したのか。

 

2005年に関しては、キッカケとなるものはハッキリしない。

高収益で財務基盤がしっかりしているということで、当時のITバブルで物色されたのではないかと思う。その後、某社の不祥事をキッカケとしたバブルの崩壊などの影響も受けたと考えられる。

2010年に関しては、タイミングとしてはドリーム・ベースボールの提供のPRは出しておりますが、それが要因であるかということはハッキリしない(確かに、ベースボールはもっと以前から提供している)

 

 

これだけ堅実なIRの姿勢をポリシーとされていて、実績で持って答えたいと考えてらっしゃる仁井さんが、5月のPRで『海外を含む大手』という言葉を選んび、今も『順調』と言うならば信じよう、と相当厳しい状況の中で耐えている仲間も多い。

この言葉は仁井さん自身が選んで書かれたのか、それとも上からの意向で書いたもののなのか。

 

私が作成させていただきましたが、当然上のものとも「こういった内容で良いか」という事は確認はとりますし、担当の部署から聞き取りを行った上で、先行する技術が無いかどうかなども検討した上で、IEEE様からの評価は大変喜ばしいことと考えてあの様に出させていただきました。

 

 

時間軸や、もちろん途中で話が潰れる可能性はあるのは大前提ですが。

なんの見込みもなく「海外を含む大手」という言葉を意気込みとしてPRに書いてしまうような人ではないと思っているのですが。

それなりの見込みがあって書いたと考えて良いのでしょうか?

 

それはそうです、IEEEの講演も海外でさせていただいたというのもありますし、海外の大手企業さまとコンタクトはとらせていただいている状況からそのように書かせていただきました。

ただ、その時間軸については『いつまでに』というものであれば当然業績予想にも入れていかなければいけませんが、そういった形で決まっていてお出しできるようなものは今の時点では無いということです。また、進めていても思ったように契約につながらないという事も当然ありうるわけで、それを形になる前に「交渉中です」という様なIRは出せない。

 

 

先ほど、先行技術が無いかどうか調べたというお話ありましたが、特許の申請の際にもそういった先行調査をすることが多いと思うのですが行われましたか?

 

はい、行っております。

 

 

他にIRに問合せた方の掲示板の書き込み等を見ると、今まで問合せてお話を伺ってきた内容からトーンダウンしたのかな?と感じさせるような書き込みや、EXPOの件でも自分が聞いた内容と違うような書き込みも散見されます

 

それは受け取り方の違いで、お話している内容に変わりはありません。

また、事実と異なる書き込みや風説がなされている状況は認識していますし、行き過ぎたものに関しては証券取引等監視委員会に報告させていただいたり、削除依頼を出させていただいたりしております。

ただ個人の意見を述べられている中に一部EXPOの記載が事実と異なるといったような程度のものに一つ一つ対処することは難しい。

 

 

ホームページを作って、運用テストの相手を広く求めないのはなぜですか?

 

もちろん検討はしております。

しかし、バックエンドの技術ですので見せ方が難しい、どういった形で見せていくか。

作るとしても売り込むためというよりも、ブランディングとしてのASUSAのホームページの様な見せ方になる可能性が高いかと思います。

 

 

それは、商談先を手広く求めていく気はないという事ですか?

 

極端な話、バナーをクリックした人が、一人で申し込んでくるというような類のものではなく、ターゲットはそれほど多くありません

その話を、数社しか需要がないという風に捉えて書き込みされた方がいるのは意に反しますので、そこまで少ないわけでもなくそれなりの数はある。

 

しかし、最低でもデータセンターを運用していない規模の会社や、個人が使うようなものではないわけです。

ですから、ホームページがなくてもターゲットになりうる企業には問合せをいただいたり、こちらからコンタクトを取ったりすることが可能である。

 

これだけ、投資家がRNCDDSに注目しているのだから。

他の事業と同じに考えずに、RNCDDSに関しては商標登録なども報告してもよいのでは?

 

商標登録に関しては、一部の株主様が考えていらっしゃるよりも、申請すれば必ず取れるものであり、極端な話「とりあえず押さえておく」程度でも取れるものですから。

他の企業さまを見ましても商標登録をIRされるというのは、ほとんど無いのではないかと思います。

その点、特許に関しては重要な事項と考え報告させていただきました。

 

 

 

NEW!

 

1月24日・第三四半期決算後IR問合せ(Jさん提供)

 

・営業キャッシュフローは好調を継続しているが、報告義務がQ2と通期しかないので、Q3は公表しない。

・売上減なのは、昨年Q3に子会社の一時的な売上増があった為。今年はそれがなかったが全体に好調に推移している為、Q1〜3で安定していて累計では微減。通期は計画通りで問題ない。

・アイテックスのERP大型案件の期ずれについては、Q3までで一部計上し、Q4・来期でも計上予定。

・無形固定資産が増えているが、変わらず中身は言えない。製品化していても、サービス化するまではソフトウェア仮勘定の場合もある。

 

RNCDDSについて

・営業活動、開発は、特段の問題なく順調。

・開発やブラッシュアップは、ASJ・ASUSAの双方で行なっている。「当然、相手先でも行なっている」

ASJは自社でデータセンターを持っている為、プログラム、ソースコード、サーバー組み込みのブラッシュアップがしやすい事が強みになっている。

製品としての完成度は上がっている。

・ターゲットは、「大規模データセンターを持つCDN企業でブレはない。」